言語学と平和学を結びつけた学問を立ち上げようとしている友人と数年振りに会いました。平和学とは、極論で言うと暴力学(あるいは暴力排除学)らしいのですが、そこに言語学を組み合わせようとする視点は非常にinnovativeだと感じました。
言葉による暴力、排除、差別に対し、どうアドレスしていくのか。言語とは何らかのニーズがあって生まれ淘汰されていくわけで、かちっと「正しさ」を当てはめることは難しいとは思いますが、西洋哲学的な表現ツールとしての言語観から離れた、言語的観点からの「正義論」があってもよいと思います。ロールズ風に言うならば、論理的に正しい言語ではなく、公共的に正しい言語と
でも言うのでしょうか。そんなイノベーションを楽しみにしています。
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