29 Apr 2012

解任(著:マイケル・ウッドフォード)

ウッドフォードさんは本当に反社会的勢力が怖かったんだな、ということが伝わってきた。それ以外は報道やインタビュー記事以上ではなかったのが残念。自分がこの立場だったらどうするか、うーん。


21 Apr 2012

GMAT二回目で710点(数学ほぼ満点、AWAも5.0で問題なし)

速報でMathは51(98%)、Verbalは34(69%)で、総合は710(92%)でした。1月から50点アップですし、とりあえずtop 8 percentileなのでトップスクールで足切りにはならない水準だと思うので、GMATのスコアメイクは終了しようかと思います。

4/26追記)
GMAT受験から5日でOfficial Scoreが届きました。上記の記載は変わらず、AWAも5.0(57%)で前回3.5からだいぶ改善し、一応受験者平均並みにはなりました。これまた一安心です。

参考)欧州Top MBA School合格者GMAT平均点との比較
とりあえず検討中のヨーロッパ各校では問題ないスコアのようですし、今後努力してもVerbalが30後半くらいだと思うのでそうすると総合で+20(=730)くらいだと思いますので、経験とかエッセイで差別化する方向に進むようにしようと思います。後はTOEFLを110点近くまで持って行きたい。まあとりあえず一安心です。

18 Apr 2012

競争力を担保するための組織(未定稿)

文末のエッセイに刺激されて考えてみました。

ある意味逆説的で、多様な消費者市場で闘うほど即断できる独裁的に、収斂する法人市場で闘うほど分散的に決められる分権的に、組織を作り上げる必要があるように思えます。

顧客が個人に近ければ近いほど、さらに様々な価値観が反映され得るもの・サービスを提供するには、何より三歩先でも同時代でもない一歩先のユーザーに近い人、例えばかのSteve Jobsのような、に意思決定させるような、そしてそこから雑音を排除するような、ガバナンス・アーキテクチャを構築できるか、が競争力の源泉になるのかと思います。(イメージー:ハイテク商品メーカ、自動車メーカ)

一方で、中間消費財や生産設備などを法人に売っていく際には、特許・技術的に「自分たちにしかできない」という領域を作り、そこを徹底的に守りながら(敵をM&Aで排除するなど事実上の寡占状態を作りながら)次の領域を作っていく、というある種<営業→設計→開発>一気通貫型の組織設計とそれら全てを束ねられるリーダーの育成と配置が継続的にできる組織が、最も強くなる気がします。(イメージ:産業用機械メーカ、ハイテク部材)

また、顧客が大規模法人になると消費財・サービスにせよニーズは収斂していきそのレイヤーでの差別化の勝負ではなく、関係する人は多く複雑なコミュニケーションが交わされるので、きめ細かいコミュニケーションができる人材を多層に用意しつつ「チーム」として動けるような分散型の組織文化・インセンティブ設計をできるかどうかが、勝負を分けるように思えます。(イメージ:システムインテグレータ、コンサルティング)

これ、もう少し整理したら面白くなるかもしれませんが、今日はこの程度で。

参考:
The Economist: What Germany offers the worldAn 1884 law created the dual-board system of corporate governance in its current form, with a managing Vorstand answerable to a separate supervisory board. Among the supervisors were bankers, who provided “patient capital”, and scientists, whose expertise was valued as highly. The vocational training system, set up during the 1880s, provided new producers of chemicals and machinery with skilled and loyal workers. Bismarck established the welfare state in part to cater to their needs. The way the health insurance system worked required capital and labour to co-operate, paving the way for works councils and, almost a century later, for mandatory representation for the workers on the supervisory boards of large companies.

16 Apr 2012

YESのSCコース

いろいろなブログや合格体験記のコメントで評価の高かった、YESのSCコースで、全8回を受けてきました。内容は割愛しますが、本当にためになる授業で毎回目鱗でした。

毎回授業の数日前に、(先生は30分でとおっしゃっていましたが)時間内に解くことよりもまずは自然なペースで全問しっかり考えることを重視して、30から35分かけて25問の事前問題を解いて、答合わせをし、授業はきっちり全時間参加して、不明点を確認して次回に臨むというサイクルを一か月弱の間に繰り返したおかげで、後半は7-8割を安定的に取れるようになりました。

これであとは、週末のGMATを突破するだけと信じたいです。

3 Apr 2012

unlessの使い方

忘れないように備忘録。

・unless... ≠ if not...
・unless... ≒ except if...
・unless節は以下が、主節が成立する際の唯一の例外条件とになるときに使える
(A unless B. = Bが成立しない場合を除いて必ずAが成立する、not-BはAの必要十分条件)
・対してif節は、主節が成立する必要条件を示すのであって、論理的には他の必要条件も考え得る
(A if not B = Bが成立しない場合にAが成立する、not-BはAの必要条件であって十分条件でない)

・なお、原則としては、unless節で事実に反することを想定する仮定法は使えない


参考URL)
http://okwave.jp/qa/q2297140.html
http://english.squares.net/2010/04/03/unless-if-not/

http://www.kct.ne.jp/~takaie/paper8.doc (ワードファイル)