「戦争民営化」の方は要旨がよく分からないと言うか、著者のスタンスが分からず。古今東西の「傭兵」の歴史の羅列という感じで、ポップな題名に騙された感あり。これから「戦場の現在」に手をつける予定。こちらはアマゾンで書評が結構良かったので、ちょっと期待。
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27 Feb 2006
「戦争・紛争」強化月間
ということで二冊新書を買ってみた。


「戦争民営化」の方は要旨がよく分からないと言うか、著者のスタンスが分からず。古今東西の「傭兵」の歴史の羅列という感じで、ポップな題名に騙された感あり。これから「戦場の現在」に手をつける予定。こちらはアマゾンで書評が結構良かったので、ちょっと期待。
「戦争民営化」の方は要旨がよく分からないと言うか、著者のスタンスが分からず。古今東西の「傭兵」の歴史の羅列という感じで、ポップな題名に騙された感あり。これから「戦場の現在」に手をつける予定。こちらはアマゾンで書評が結構良かったので、ちょっと期待。
16 Feb 2006
再び、ジョン・ロールズ/ロールズ―正義の原理(著:川本隆史)
どんな人物像だったかも知りたいのでロールズ―正義の原理も購入しました。

「現代政治学の名著」のロールズ「正義論」の部分を読み、「政治学」を読むもよく理解することができないまま、川出先生の現代政治理論で触れ興味をかき立てられ、「公共哲学」を読んで数式を交えることで理解が進んだ気がして、「二〇世紀の政治理論」にわかりやすくまとまっていたので一歩前進し、今は「公正としての正義 再説」に挑戦中。これが終わったら英語勉強を兼ねて"A Theory of Justice"にも取り掛かります・・・こうして書いてみるとだいぶはまっていますね。
知らない人に一言だけ説明しておくと、「どのような社会が公正なのか」という「問い」に対する「答え」を何とか構築しようとしていた人です。
政治学者と言うよりは哲学者という肩書きが付くことが多いらしいし、理論の現実政治への適応に余りポジティブではなかったらしいです(それでもヒロシマ50周年には、原爆投下を批判しようと試みていた)。
人物像まで興味を持つようになったのは、日本政治外交史にて酒井哲哉先生が、人物像から歴史的展開を説き起こしていた点に影響を受けているのでしょうか。歴史は流れているようだけど、人の意思決定の積み重ねであることを、つねづね実感させてくれる授業で、高校の授業とかでこんな日本史聞いていたら面白かっただろうと感じましたが、逆に今だからこそそう感じられるのかもですね。
授業のお陰で、戦前の政治体制、とくに大正デモクラシーのモメンタムについてだいぶ蘊蓄が溜まりました。マニアックでしたが、試験前に慌てて買った酒井先生の現在唯一の著書、大正デモクラシー体制の崩壊―内政と外交は、半分しか読めていないけど、でも素敵な本でした。先生が今後研究を深めていくことを期待しています。とりあえず、マンガ日本史で読んだり、中学校くらいで学んだ明治~昭和初期とは大きく違った歴史展開を感じることができました。
珍しく「ですます調」でした。それでは、実家の部屋の片付けに戻ります。
「現代政治学の名著」のロールズ「正義論」の部分を読み、「政治学」を読むもよく理解することができないまま、川出先生の現代政治理論で触れ興味をかき立てられ、「公共哲学」を読んで数式を交えることで理解が進んだ気がして、「二〇世紀の政治理論」にわかりやすくまとまっていたので一歩前進し、今は「公正としての正義 再説」に挑戦中。これが終わったら英語勉強を兼ねて"A Theory of Justice"にも取り掛かります・・・こうして書いてみるとだいぶはまっていますね。
知らない人に一言だけ説明しておくと、「どのような社会が公正なのか」という「問い」に対する「答え」を何とか構築しようとしていた人です。
政治学者と言うよりは哲学者という肩書きが付くことが多いらしいし、理論の現実政治への適応に余りポジティブではなかったらしいです(それでもヒロシマ50周年には、原爆投下を批判しようと試みていた)。
人物像まで興味を持つようになったのは、日本政治外交史にて酒井哲哉先生が、人物像から歴史的展開を説き起こしていた点に影響を受けているのでしょうか。歴史は流れているようだけど、人の意思決定の積み重ねであることを、つねづね実感させてくれる授業で、高校の授業とかでこんな日本史聞いていたら面白かっただろうと感じましたが、逆に今だからこそそう感じられるのかもですね。
授業のお陰で、戦前の政治体制、とくに大正デモクラシーのモメンタムについてだいぶ蘊蓄が溜まりました。マニアックでしたが、試験前に慌てて買った酒井先生の現在唯一の著書、大正デモクラシー体制の崩壊―内政と外交は、半分しか読めていないけど、でも素敵な本でした。先生が今後研究を深めていくことを期待しています。とりあえず、マンガ日本史で読んだり、中学校くらいで学んだ明治~昭和初期とは大きく違った歴史展開を感じることができました。
珍しく「ですます調」でした。それでは、実家の部屋の片付けに戻ります。
15 Feb 2006
試験終了、そしてA Theory Of Justice(著:John Rawls)
試験終了。これでおそらく大丈夫かと。試験勉強中を兼ねて「政治学」「公共哲学」「二〇世紀の政治理論」等を読みながら、自由原理とか機会均等原理とか格差原理とか言っていても、やっぱり原著を読まないと駄目だぁ、とつくづく思っていたので、A Theory Of Justice: Original Editionを注文。

歩兵としてあの後のヒロシマを見て、軍隊を抜け、哲学を研究し「正義論」を記す。そんな彼の人生は、第一次大戦への従軍体験が大きなインパクトを与え、「論考」へと至ったウェトゲンシュタインを思い出す。そう思って読むと、また味わい深い。
"The" Theory of Justiceではなく、"A" Theory of Justiceであるところなんかに、ロールズさんの思い入れが表れているようで、また一つ共感する。Justiceという言葉が強いけれども、One and Onlyとしての"The"ではなくOne of themとしての"A"であるのだろうから、きっと、「正義論」以降に様々な議論を呼び、批判を受けたことは、ある意味嬉しかったんじゃないのかなぁとか想像したりする。
ずっと昔にも、自分と同じことを悩んでいた人がいた。その人たちの思索に触れるだけで、楽しい。なんにせよ、大学最後?にして、偶然にせよ面白いと思える、もっと学べると思える悩ませてくれるテーマが見つかったのは喜ばしいことでせう。
歩兵としてあの後のヒロシマを見て、軍隊を抜け、哲学を研究し「正義論」を記す。そんな彼の人生は、第一次大戦への従軍体験が大きなインパクトを与え、「論考」へと至ったウェトゲンシュタインを思い出す。そう思って読むと、また味わい深い。
"The" Theory of Justiceではなく、"A" Theory of Justiceであるところなんかに、ロールズさんの思い入れが表れているようで、また一つ共感する。Justiceという言葉が強いけれども、One and Onlyとしての"The"ではなくOne of themとしての"A"であるのだろうから、きっと、「正義論」以降に様々な議論を呼び、批判を受けたことは、ある意味嬉しかったんじゃないのかなぁとか想像したりする。
ずっと昔にも、自分と同じことを悩んでいた人がいた。その人たちの思索に触れるだけで、楽しい。なんにせよ、大学最後?にして、偶然にせよ面白いと思える、もっと学べると思える悩ませてくれるテーマが見つかったのは喜ばしいことでせう。
4 Feb 2006
15日まで
真面目に試験を受ける予定。と言うわけで9月時のようにムダに更新しない予定。好きで取った科目ばかりなので、しっかりと学んで学舎(まなびや)をいざ出ん。
自分の最近の興味分野は、政治学的には「公共選択」と言うそうな。とりあえずロールズ「正義論」をもっかい復習復習、と。2割引のため、書店にて購入↓
公共選択
自分の最近の興味分野は、政治学的には「公共選択」と言うそうな。とりあえずロールズ「正義論」をもっかい復習復習、と。2割引のため、書店にて購入↓
公共選択
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