14 Oct 2007

Munich / ミュンヘン+ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

高校時代の友人の推薦もあり、同僚とミュンヘンに行ってきました。写真は、観光地として有名なノイシュヴァンシュタイン城(ミュンヘンから3時間)を近くの超高い推定地上50メートル前後のつり橋から撮影したものです。手が震えてカメラを落としそうでした。

ミュンヘンで美術館を巡りながら一番気に入ったのはノイエ・ピナコテーク(新絵画館)で出遭ったFernand Khnopffという作家の

I lock my door upon myself (1891)
でした。写真もタイトルもちょっと暗い感じですが、実際にはもっと暖かみと深みのある色で、閉じた世界が閉じているがために持つようなぬくもりを感じました。

対照的にもうひとつ気に入ったのはPaul Gauguinの
Paul Gauguin. Te Tamari No Atua (Nativity).
Te tamari no atua (1896)

で、こちらはむしろタイトルの英訳がBirth of the Son of Godであるように、生が開いていく「世界」というものと、伴う消耗を感じました。

土曜日に城めぐり、日曜日は美術館めぐりでしたが、いかんせん市内にも近場にも行きたいところが多く、ここに拠点を構えている友人にも会いそびれたので、また来なければな、という感じです。

No comments:

Post a Comment