失態続きの民主党がようやく一矢を報いたようですね。
二大政党が国民の意向を汲もうと競り合って、例えば最近の共和党・民主党(米)
の外交・安全保障政策に顕著なように、収斂していくのはやむを得ないのかもしれ
ないですが、全く同じではこれまた選択肢がある意味がないので、現状で圧倒的
に野党である民主党(日)が、改革路線という日本の基本的な方向性は変えない
にせよ、自民党との差をどのように作りマーケティングしていくのかに着目しています。
とりあえず内政では社会民主主義的路線を行くとして、年金・医療・社会保障で
攻めるのなら、それなりに明確で実現可能性のある対案を出してもらいたいもの
です。ただ、その「社会民主主義」という軸で切り分けると、自民・民主ともに二つ
に分かれてしまいそうな感覚もありますが。あと差を出せるとすれば、外交路線
になるんですかね。
なんにせよ、「二大政党制確立のための政権交代」ではなく「国民生活・国際社会
に貢献する政権交代」を目指してもらいたいものです。
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